セラ乗り必修単語集               HOME


た行


「ダウンサス」
正しい呼び方としては「ダウンスプリング」。サスペンションの構成物であるショックアブソーバーとスプリングの内、スプリングの全長を抑えて車高を下げる効果がある。反面沈み込み量を抑えるために硬くなる傾向がある。サスキットと違ってショックとバネを分解する必要があるため、工賃は3万〜と高い。従来のサスペンションバランスを損なうことにもなるため、バネだけの交換は走行面では余り歓迎されない。見た目重視派のチューニングであろうか。

「中期型」
91年6月〜92年6月までの生産分を中期型と呼ぶことができる。燃料蒸発ガス抑止装置を一部変更、ガルウィングドアフィックスガラスに熱線反射コーティングガラスを採用。シートファブリック表皮を一部変更、キー抜き忘れウォーニング採用、フューエルタンクキャップが金属から樹脂製にする等ニーズに応えた仕様変更が盛られている。前期型との見分け方はやはりシート。中央部分が柄になっているのですぐにわかるはずである。正式なマイナーチェンジには含まれないが、一応中期という呼称がセラ乗りの間には存在する。

「ディーラーオプション(DOP)」
新車注文後、車輌の物流ルートとは別に、販売店が部品共販より仕入れ、販売店に車輌到着後、取付・装着がなされるオプション。シートカバーやナンバーフレーム、フロアマット、オーディオなどなど、通り一遍のオプションパーツはほとんどがDOPである。適用車種が現役で生産・販売されている間は当然DOP品も入手可能であるが、FMCやモデル廃止などで車輌の生産が終わる頃、同じくしてDOP品も(当該車専用品なら)生産を終える。それ以後は各地の部品共販、部品メーカーの在庫に頼るのみとなるが、2、3年でハイエナされ尽くされるものと考えてよいだろう。セラのDOPとしてマイナーなところでは空気清浄機、トランクマット、ステアリングホイールカバー、シフトノブカバー(AT)、コーナーセンサー、オートワイパー、吸水速乾性シートエプロン、ラゲージウェットバッグ、香りコントローラー(1DINサイズ)、自動車電話、FAX、速度警報装置(なぜここに??)、電子コンパス(ナビボーイ)、スペースフレグランサー桃源境。メーカーオプションは後期型ではアルミ、ABS、ビスカスLSD、熱線反射コーティングガラス、運転席エアバッグ(ABSとの組み合わせのみ)、スーパーライブサウンド、雪国仕様。

「テールランプユニット」
停止灯・尾灯・指示灯・後退灯が一体となった尾灯機一式のこと。最近の呼び名ではリアコンビランプなどと表現したりもする。平たくのぺっとしたイメージであり、ストップランプはテールランプを増光する仕組みになっている。

「ドアエンドライン」
ドアと後部サイドパネルとの曲線のこと。セラ以外ではFD、最近ではZを除きドアエンドラインが「斜め曲線」で描かれている車種はほとんど存在しない。そういう意味でもセラは貴重な車である。

「ドアダンパー」
ガルウイングを押し上げる油圧ダンパーのこと。ドアの付け根に見える。ダンパーの老舗KYB製ということは有名であるが、経年劣化でヘタるとともにドアの開きが悪くなり、自重を支えられなくなり落下するに至る。ちなみにダンパーにとってはドア開放時の方が負担が少ないようだ。といっても開けっ放しでセラを保管できる人はまずいないと思われる(笑)

「ドアノブ」
掴んで、引く。当時の車種としては超斬新的で正式名称はグリップ式アウトサイドハンドル。現在でもアルテッツァなどがこの方式を使っている。セラの場合年数と共に固くなったり、ノブ裏の緩衝材(平行四辺形ゴム)が切れてしまうなどのトラブルがある。変わって室内のドアノブも現在でも使われるデザインであり古さを感じさせないものとなっている。外ノブは当然ガルウイングを持ち上げるために設計された方法であり、これもセラの「10年早かった」部分である。現在多くのトヨタ車がこのグリップ式を採用していて、アルテッツァ、スライドドアの各ミニバン、イスト等々枚挙に暇がない。

「トップサンシェード」
アコーディオン式に開閉する幻のDOP(ディーラーオプション)。ドア天井から降り注ぐ日射を遮るサンシェードをもうちっとオシャレにしたものと思われるが、管理人も現物を見たことがない。

「トヨタオート」
セラを正規販売していた2ディーラーの一つ。現在はNetzと改称するがコンパクト系戦線を担っている現状はセラの販売チャンネルを任された背景を想像してしまう。

「トヨタビスタ」
トヨタオートと共にセラを販売したディーラー。現在はトヨタ系チャンネルの中で最も販売不振状態と言われており、セラの販売チャンネルを任されたディーラーだけに・・・と想像してしまう。

「ドリンクホルダー」
セラはユーティリティは二の次のファンカーだが、実際に使用するとなるとどうしても必要なのがドリンクホルダー。運転席側のダクトがクセモノで、市販のホルダーを装着しようと思うと着かない場合が多い。ヴィッツ・bB対応品が装着でき、タイラップを使用しての装着もできるが、エアコンダクトをふさいでしまうと・・・・・困るのだよなぁ(笑)他にもブラ下げ式ポケットなどを貼り付けてペットボトルだけ買うのもアリかもしれない。

「とんがりコーン」
内装部品をボディに固定している小さな三角錐の部品の俗称。色んな内装を外すうちに曲がってしまったりどこかへ紛失してしまったりするのでDIYの際は気をつけましょう。基本的に力をこめて引っ張れば外れ、つけるときも同じ。なくしてもディーラー等で安く買える。場所によって色が違うようだ。

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