セラ乗り必修単語集               HOME


ら行


「リアスポ」
リアハッチの後端にチョコンと乗っているセラのリアスポイラー。前期中期はウレタン製の黒いスポイラーで、後期はボディと同色の大型スポイラーがオゴられている。普通リアスポの話というと社外のスポイラーが装着できないかというネタが多いが、ボディ形状から取り付けはかなり難しい。中には走行中に外れて落ちてしまったり、ハッチが開かなくなるのを覚悟で装着することも。G5製リアスポが現時点ではハッチを殺さずに装着できる唯一の社外スポイラーという扱いになる。

「リアトレイ」
トランクの蓋でもあり、スピーカーが載っているあのボードを指す。SLSSの場合はスピーカーの重量を考慮して、裏側のフレームが頑丈になっており、さらに開蓋状態をキープさせるためのステーが付属している。ほとんどの場合日射によって表皮のビニールがはがれてきてしまっているようだ。部品名はパッケージトレイトリムASSYで8000円程。まだ購入できる。

「リアガーニッシュ」
テールレンズユニットの間に位置するSERAと書かれたあの部品。トランクのキー差込口がある。このSERAロゴを光らせるDIYはもはや有名すぎるくらい有名。

「リアハッチ」
部位名称としては単にハッチとも。材質名称としてはガラスハッチ。世界最大のガラス面積を持つハッチであり、セラのデザイン的中心を果たす超大型・超重量級のハッチドア。Cピラーの存在をなくしたこの全面ガラスハッチは、数ある2ドアクーペ中でもかなりの後方視認性、バイク巻き込み防止能力を誇る。反面その巨大すぎる面積がセラの室内温度を上昇させていることは明白とも。スモークを貼る際には、店まかせなら特別料金、DIYならかなりの苦労を強いられると思ったほうがよい。

「レガリス」
マフラーメーカーの老舗、藤壺技研工業の排気系パーツブランド名で数少ない5Eセラ用社外マフラーを揃える。下品すぎず、音もそれなり。単価が高いのが難点だが騒音を気にする人の社外マフラーはこれということになる。絶版車にも関わらず2002年になって仕様変更し、オールステンレス製となった。商品名はニューレガリスR。

「ロックアップ」
ATのトルクコンバーターはポンプインペラーとタービンランナーの組み合わせによりゼロ発進等でのトルク増大効果を生むが、コンバーター自体が摩擦熱を生む構造のため常に10%程度のエネルギーロスがある。そこでフロントカバー(入力軸)とアウトプットシャフト(出力軸)の回転数が近づくと間のトルコンを無視してロックアップクラッチが入力軸と出力軸を直結し、エネルギーロスを低減する仕組みがセラのATにも採用されている。最近のATとは違い頻繁にロックアップするわけではなく、4速72km/h以上で流して走る時にロックアップ機構が動作する。駆動系の負荷がなくなり、回転数が少し落ちるためまるで5速のようだ。この速度で走るステージか、そうでないかでATセラの燃費は大きく変わると言われている。

「6MT」
前進6段+後進1段式マニュアルトランスミッション。ろくそくえむてぃーと発音。または6速。横置きFF車であるセラには5速MTが装備されるが、改造によりトルクバンドが狭くなった人や、5Eの太い中回転域だけでピークトルクを守った走りをしたい人、燃費を向上させたい人が食指を伸ばす。当然MTの操作そのものが楽しいという人も興味あるチューニングである。交換工賃は30万程と高いが魅力的な改造の一つ。基本的には同じ横置きFFであるAE111の6速ミッションを移植(単純に載せ替えではない)する。セラの5MTと違うところはギアが一つ増えただけではなく、後発製品ゆえにシンクロ性能が飛躍的に向上しており、よりスムースなMT操作を楽しめるという大きな利点もある。

「ロータリーバイザー」
恐らくセラにしか存在しないサンバイザー。天井の背骨部分に収納されていて、使用時には90°回転させる。専ら平時にはカードを挟んだりチケットを挟んだりといった用途に使われている模様。

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