「アイドリング回転数」
セラに搭載の5E−FHEエンジンの場合設定値はMTが750rpm、ATが800rpm。ATの信号待ちでガクブル来たらエンジンマウントの取り替え時かも。

「アクセスウインドウ」
他車ではアルシオーネAVX以外類を見ない形状のウインドウ。セラでいうとキャノピーガラス部分と可動ウインドウ部分が分離しており、可動部分のウインドウをこう呼ぶ。料金所のチケットを取るのはセラ乗りの修羅場とも言えるし、窓を開け閉めしてもサイドミラーにかかる部分は動かないため水滴を除去することもままならない。

「ASSY」
アッシーと読む。アセンブリーの略。組み立て済み部品のことであり、また複数の部品からなる一つの部品のこと。細部に分解できるが、組み立てられた状態で販売されているキットのことを指す。ヘッドライトASSYと言えばレンズやバルブキャップゴムなどから成り立つヘッドライトユニット全体のことを言う。細かい部品単位での発注ができる部位とそうでない部位がありセラの場合サイドミラーがASSY単位販売の一例。

「雨漏り」
これだけ開閉部分があるセラには避けられないトラブル。主な浸水個所としてはワイパーアーム取り付け部分のカウルベンチレータやサイドシル等がある。思いのほか天井からの浸水は少ない。ほっとくとカビるので対策が必要。

「アムセラ」
アムラックス東京(池袋のトヨタオートサロン)の1周年記念として生産された激レアなセラの呼称。20台もないと言われ、塗装色も専用。セラ海苔の間でも話題にならないほどレア。

「R134」
いつからとは厳密にはわからないが中後期辺りから生産されたセラのエアコンガスはオゾン層を破壊しない新型のフロンに変更されていて、そのガス名称がこれ。冷房能力としてはやや劣るがガス漏れした際には豊富な在庫と安価ゆえセラ海苔には羨望の的でもある。トヨタは平成6年あたりから全車134aに変更した。134aエアコン搭載セラは後期セラの中でもさらに希少な存在。正式名称はHFC134a。

「R12」
セラに限らず、ひと世代前の自動車エアコンガスがこれ。オゾン層を破壊する能力を持ち、今では完全な悪役。すでに全フロンメーカーに生産中止の傾向があり、値段は高騰を続ける。エアコンブローにおいて修理代金の不安を増大させる一因となっている。ほとんどのセラがこのガスを用いたエアコンを装備している。134型エアコンラインに換装したセラも実在するが、交換費用はかなりの額に上るらしくセラライフの長短を含めた修理内容の検討が必要とされよう。正式名称はCFC12。1995年末を持って生産が廃止されたことになっている。

「異音」
旧車と呼んでもよいセラには避けられない言葉。常にどこかしら異常な音がするが、足回り、エンジン、ボディ、エアコン、内装など発生箇所は様々。中にはドライブシャフトの破れ、ピストン棚落ち、エアコンガス漏れ、ボディクラックなど廃車を選択させるような費用を要求する場合もある。そのためセラの中古車を選ぶ際には必ずこれらの異音をチェック、できれば識者を呼んで鑑定を行うべきだろう。

「EFI」
トヨタが誇る電子制御式燃料噴射装置の略。キャブ式でなくてよかった、いやいや。アクセル開度・吸気負圧等から適正な燃料噴射量を算出、データを元にインジェクションを行うという賢い機構。セラが万人に受け入れられる理由でもあり、運転のしやすさなどに一役買っている。

「インストゥルメントクラスタフィニッシュパネル」
名前がとても長いが要はメーターパネル上のヒサシのことである。隠しネジ2本で固定されている。簡単に言えばメーターフード。10700円で未だ購入可能。塗装すると見栄えがよいがフロントガラスに映りこむためつや消し塗装の必要有。

「インチアップ」
セラに改造魂を持つ人間なら誰もが考えることであろう。セラは純正が14インチホイールであり、そのインチアップ選択幅は15〜17と用途に応じて幅広い。大抵の方は15インチを装着するようで、195/50R15がパワーその他のバランス的に最もふさわしいとされている。最近のコンパクトカーの純正サイズは185/55R15が多いようであり、やや通を語る向きの方はコチラ。

「内張り」
類義語は内装。内張りはダッシュボードを含まないイメージがある。セラ発売当時としては非常に斬新なデザインであり、発売から10年以上経過した今でもその形状は人目を惹くものがある。特異な形状を持つ運転席エアコンダクトはドリンクホルダーの取り付けに悩み、後部内装は経年劣化と日射で次第にゆがんでくるなど問題点も多多ある。改造野郎としては内装をすべて剥げる方がもてはやされるようで、ドア内張りがその第一関門と言えよう。前期セラにはベージュ(正式名称はグレージュ)とブルーグレー、後期はライトグレーで統一される。前期はボディーカラーにより配色が指定されている。前期と後期のグレーは若干色合いが違い、部品共販も後期グレーに統一されているため前期セラには色が合わないこともある。

「エアクリ」
いわゆるエンジン内部への異物混入を防ぐ役割を持ち、吸気ダクト過程に存在する。セラでいうと左前アッパーマウントの横。なかなかどうしてキノコ型の高効率エアクリへの交換が困難であり、その原因としてはセラのエンジンルームがとても熱いことが挙げられる。例え効率を良くしても吸気温度が上がってしまうのだからお勧めできないが、インテークラインのほとんどを除去できるため軽量化としては一役買う。純正形状での交換を除き、エアクリの効率化には知識と対策が必要とされる。

「エアコン」
セラといえばエアコンである。全面ガラスのグラッシーキャビンから注ぐ日光をハンパではなく、エアコンをかけていても暑い。というよりは熱い。日光が肌に刺さるのである。場合によっては冬にも冷房を入れることであろう。これが壊れると、夏にセラに乗ることは自殺行為にもなりかねず、修理代金も内容により20万コースとなる恐れがあるため快適性を見ても経済性を見ても壊れてはならない部品の一つである。しかし、壊れやすい(泣)1500ccながらワンランク上のエアコンが装備されていることは有名である。参考までにセラ前期型3700kcal/h、後期型3900kcal/h、90系カローラ3600kcal/h、EP82が3500kcal、80系チェイサー4300kcal。

「エアコン吹出口」
セラでエアコン吹出口と言えばほぼ運転席側の方を指す。特異な形状ゆえに市販のドリンクホルダーの装着に難儀する。ただこのエアコンダクトの内径は62φと60φメーターを埋め込むには格好の形状でもあり、エアコンダクトを殺してもかまわないという管理人のような人には有用な形状でもある。最近の車がこういった丸型のダクトを採用しているのはセラが先進的であった証拠にもなるとセラ乗りは思いたくてしょうがない(笑)

「エキマニ」
エギゾーストマニホールドの略称。EXマニ。エンジンの排気をマフラーに送る配管で、4気筒の排気を1つにまとめる役割を果たす。セラ用社外エキマニは存在しないがサイノス用で出ているフジツボ社製を装着可能。

「ABS」
いわゆるフルブレーキでもタイヤロックしないですよ装置。メーカーオプションで、選択すると自動的に4輪ディスクブレーキ車となる。もちろん安全性は装着車の方が高いのは言うまでもないが、エンジンルームの一部、右ヘッドライト後方のスペースを若干占拠してしまうこともあり後付けHID装着やターボ化ブーストコントローラー装着時には結構厄介モノとなる。

「Fヘッド」
別名トヨタ内製エンジン(笑)低・中回転トルクを重視した実用的カムを装備するDOHC(DoubleOverHeadCamshaft)エンジンのことでセラの5E−FHEのFはこれを意味する。一応ツインカム。違いはカムということでヘッドが異なるだけのため、これらのエンジンを「Fヘッドの」と区別して呼ぶ。対比すると高回転型エンジンは「Gヘッド」。セラの5E(Fヘッド)はタイミングベルトで排気側のカムを回し、そのカムがギア駆動で吸気側のカムを回す仕組みなのに対しGヘッドはタイミングベルト1本で2つのカムを回転させる。あくまでトヨタエンジンのお話なので注意。

「オガパー」
Big1のブランドであるShootingstarが製作する世に2つしかない社外フロントエアロバンパーの一つ。開口部を大きく取り、攻撃的なスタイルへとセラを変身させる。材質はFRPであり標準ウインカーはクリアレンズとなる。(cf:G5)

「オガリス」
同じくShootingstar製のセラ用マフラーである。音は車検に通るか通らないかの弱爆音であり、アクセルを踏みたくなる音であると形容されることが多い。テール径は100φで、メインパイプは50φ。やや低回転でのトルク抜けがあるものの、総じて運転スタイルが高回転へとシフトするためトロいと思うことは少ない。(cf:レガリス)

「オペルティグラ」
OPELのコンパクトカーであり、ヴィータよりはクラスが上の車。ハッチ形状等、カタチがなんとなくセラに似ていることから「ニセラ」「偽ラ」と呼ばれることが多い。走っていくさまを見るとドキッとしてしまう車である。

「鍵穴」
頻繁に使用される運転席側のキーシリンダーについてよく用いられる言葉で、経年劣化等で回りが悪くなることがある。対策としては鉛筆の削り粉(鉛粉)をキーにまぶして差込み、回してやると改善する。冬の寒い日にシリンダーが回らず無理矢理回したらキーが曲がったというのはたまに聞く話でもある。

「カーテシランプ」
ガルウイング形状のセラにとって、そのドアの開いている姿は異様であり横を通り過ぎる車にとってはドアが開いているのかどうか確認するのが難しいかもしれない。このカーテシランプはドアが開いていると点灯するランプであり半ドアの時も点灯する。純正オプション品であり非装着車にはレッドの反射レンズが装着されていて、車のライトには反射する仕組みになっている。後付けの難しい部品ということもあり、マニアなセラ海苔には微妙に欲しいオプション装備。

「ギロチン」
経年劣化でヘタったドアダンパーが生み出す最強の武器。最高ポイントまでドアを持ち上げでも重力に負けて落下するドアのうち、その落下速度が極端に早いものを指す。場合によってははみ出た携帯や指の骨をヘシ折るだけの威力があり、作業中頭に内張りボンバーを食らうとDIY意識が一瞬で消えうせる無敵の攻撃。降りるときには手や背中で支えながら降りる必要がある。

「クリアウインカー」
セラの左右フェンダーの装着されているアンバーレンズをクリアに交換する部品。アンバーバルブとセットで3000〜6000円と買う場所やモノによって大きな差がある。レンズ自体はフェンダーの穴にツメで引っかかっているだけなので傷つけないようにマイナスドライバー等でコジれば外れる。モノによっては穴に対してツメが小さい等のトラブルもあり、詰め物をして誤魔化すほかないようである。ちょっとした味を出したい時に行うドレスアップの一つである。多数の車種と共通の部品を使っているため入手も容易い。

「グリニッシュイエローマイカメタリック」
とても長い名前を持つ前期セラのイメージカラー。ほとんど金にしか見えず、金セラと呼ばれる。どこがイエローっぽいのかという質問は野暮。GreenishはGreen+ishで緑っぽいという意味合いだが目視上ほとんど緑っぽさはない。塗料としてはちゃんと緑が入っているらしい。

「欠品」
すでに生産終了から7年が経過したセラゆえに、純正部品とて生産中止、在庫ナシという状況がある。他車にも共有されている部品についてはそうでもないのだが、セラ専用設計品は徐々に姿を消しつつある。場合によっては欠品ゆえに車検に通らないということも十分考えうるのであり、壊れそうな部品については在庫量の調査や事前の買い置きが必要とされるだろう。例としては一部色のシートベルトが欠品状態で、破損してしまった場合車検に通すために色違いの品を装着せざるを得ない場合も。

「5E」
正式な型式は5E−FHE。セラ純正エンジンであり、5Eシリーズはサイノスにも搭載されていたトヨタのコンパクトカー向け直4エンジン。5EのEはエンジンの種類であり、E型エンジンの5番手という意味あいである。FHEのFはFヘッド、Hは高出力化、EはEFIのことである。スターレットに比べ重量のあるセラには1300ccの4E−FEよりも1500ccの5E−FEが適し、さらに出力を向上させた5E−FHEが搭載された。セラのエンジン採用話は、4Eのターボと5EのNAで検討されたらしいが車の性質的にNAが選ばれたのであろう。特性としては中回転でのトルクが搭載車重としては十分に太く、昨今の衝突安全性を高め重量の増したコンパクトカーよりもキビキビした加速を見せる。低回転のトルクも実用性十分で、渋滞通勤・街乗り・郊外・高速ユースまで幅広く使える名機。その反面高回転域ではトルクも減退、レブまで回してもうるさいだけで加速感はない。10年以上前のエンジンだというのに、出力性能は現行1NZと劣らない。しかし燃費や振動、重量の点では比べるのは厳しい。それでもセラに搭載される上では文句のないエンジンでありリッター10以上も軽々とたたき出せる。MTでもATでも使いやすいという点では珠玉のエンジンといえよう。ロングストローク、ナローボアのため高回転やターボ化には向かない。税金の面では1500ccというのはオイシイ排気量でもある。2002年10月現在もラウムに5E−FEが搭載されており、星一つと大健闘のエンジンだがまもなくその生涯を閉じようとしている。

「後期型」
マイナーチェンジを受けたセラの最終型。92年6月から95年12月までで、フレームNo.15246から。販売不振もあり生産台数は全セラ台数のうちほんの僅かでしかない。大型の(それでも小さいけど)ボディ同色リアスポ、ボディカラーの廃止・追加など大きな変化を遂げたセラでもある。程度の問題もありこの後期型がセラ購入の際には是非とも狙いたい一品だが、値段も高くなかなか手が出せない上にタマも転がってない。後々の修理を考えるなら後期型を買ったほうがいいかもしれない。

「コンソールボックス」
別名肘掛BOX。サイドブレーキ根元あたりにオプション装備される収納で、カセットに形状を合わせてある。しかしMDにもピッタリサイズでありMT操作の邪魔にならなければ着けておきたい一品。ちなみに旧RAV4とモノは同じであるため部品共販に行けばGETできる可能性大。取り付けはセンターコンソールにネジ止め。

「サイドステップ」
サイドスカートとも呼ばれる。ボディの脇腹に当たる部分に装着するエアロで、地面とのスキマを短くすることで接地感・重厚感を与えるエアロパーツ。セラ用の社外品は存在しないため、現存するサイドステップ装着車は他車種品を切って短くするなり削るなりパテで調整するなりして取り付けている。

「サイノス」
タコUとシャシーを同じくする、トヨタのミニマムスタイリッシュクーペ。かつてクーペ市場が賑わっていた時代に登場、しぶとく売れ続け台数も多いため現在でもよく目にすることができる。売れたのは1300ccのほうばかりだがセラ海苔としては同じ5Eの載った車種として兄弟車という意識でサイノスを見ていることがあっても、サイノス海苔からはちっとも仲間意識を持ってもらえてない辺りに温度差を感じてしまう(笑)ちなみにエンジンはセラと同じ5Eを使用。最終型は指定オイルがSJとなるなど、技術の世代が違う。5Eが搭載される。マニヤには載せ替えたくてたまらないE型NAエンジンの究極形・・・らしい。

「サンシェード」
セラに特有の部品。外せばクリアな上方視界・つければ日射を遮る。グラッシーキャビンの天井部分に装着される左右ドア対称の板でありこれがないと上面の日光はすべて車内に降り注ぐ。セラに標準装備されているものだが、一部の人はこだわりを持って装着しないまま一年を過ごすそうである。装着していれば一般の自動車のように見えなくもなく、外していればバスやトラック等の腰高の車両からは室内が丸見えになってしまう。簡単な合板に内装色のビニールが張られているだけなので経年劣化で剥がれくる。現在でも入手可能で、片側1万円ほど。

「下取り査定」
夏場に向けエアコンが故障したセラや車検を控えて修理代に恐怖するオーナーが見る現実。しかし実際ほとんど値がつかないことが多い。にも関わらず中古車市場でのセラ相場はかなり高めヽ(`Д´)ノプンスカ

「支点移動」
落下するヘタリドアダンパーの支点位置を変更することによって少しでも落下を防ごうとする改造のこと。具体的にはドア側のダンパー装着部をほんのすこしリア方面に移動させてやることでダンパーにかかるドアの重力がほどよいバランスとなり元気に復活〜微妙に回復など様々な効果が得られる。といってもダンパー本体はヘタっているのでいつかは交換が必要とも。

「自動ドア」
これもガルウイングゆえの現象であり、ドアを支えるダンパーのヘタりとともに自重に耐えられなくなったドアが下がってくることを言う。取り様によっては自動で閉まるドアになるため、閉めなくていいという利点もあるが他人から見れば不便でしょうがない。もちろん本人も不便でしょうがないとは思っているのだろうけど(笑)症状によりどこから自動ドアと呼ぶかは微妙だが、最高ポイントまでドアを開放して一瞬ドアを止めた後にもドアが下がってくるセラは間違いなくそう呼べる。症状が進むと「ギロチン」となる(cf;ギロチン)

「G5」
ジーファイブと発音。神戸にあるスピードガレージG5社の生産する社外エアロパーツのブランドで、セラ用としてはフロントエアロバンパー、リアスポイラーを揃える。フロントは純正の雰囲気を残しつつ、都会的な面持に変化させるもので大人しめ。リアスポイラーはハッチの開閉を妨げないように設計されており、今でも人気は高い。尚リアスポ取り付け時には基本的に純正のスポイラーは除去し、かつガラスカバーなるリアハッチ保護部品をG5より購入することになる。

「社外ステア」
ほとんどの車両にSRSエアバッグが搭載されていないセラだけに、社外ステアは選び放題である。交換もさほど難しくなく、手軽に楽しめるチューニングのひとつ。身長や体格にもよるが35φ前後がお薦めで、33φ以下になるとメーターの視認性とも相まって車検基準も通過できない可能性がある。

「車高調」
車高調整式サスキットの略。「シャコチョー」と読む。セラはEP8x初代のシャシーから作られたため、はスターレットのほとんどの部品が流用でき選択肢は広い。目的は主に車高を好みにまで下げることにあるだろうが、その分バネは硬くボディへの負担も多い。生活場所が変わって駐車場の事情に変更があっても車高を上げ下げできるところに強みがあるが、値段は高い。コアユーザー向け。

「集中ドアロック」
後期セラにしか装備されない贅沢品で、運転席と助手席のロックが連動するスグレモノ。前期(中期含む)セラだと乗り込んだドライバーが左手をいっぱいに伸ばして助手席のドアロックを解除する姿をよく目にする。その面倒くささがある一定のレベルを超えると社外品のドアロック(+リモコンロック)の装着に動くようである(笑)

「ShootingStar」
名古屋のチューニングショップ、Big1のブランド名。セラに限らず多種多様なパーツを生産しているがセラ海苔にとってはセラパーツの大御所。レーシーなパーツを数多く揃え、ターボ化と相まってセラを一級の戦闘車両に仕上げる部品が揃っている。略してSSとも書かれる。

「触媒」
旧世代のエンジンゆえこれが無くては車検も危うい。注意すべきはその位置で、5Eはボディ中ほどに湯たんぽのような形状で存在しているが4Eではタービン直後にある。そのため4Eターボにした際にミスで「ダブル触媒」になったりすることも。タービン壊れるので注意。

「スターレット」
今はヴィッツになってしまったが、長年トヨタの底辺を支えつづけた庶民車。K型エンジン搭載のKPシリーズからE型搭載のEPと生産され、カットビ仕様のターボからクラッシック仕様まで幅広く揃える辺りも今と変わらず。EP期においては多数の兄弟車を生み、カローラU、ターセル、コルサ(タコU3兄弟)と2ドアクーペのサイノス、そしてセラと来る辺りにベース車両がしっかりしていたことが伺える。臓器移植時やMT換装時にもお世話になる車種であり、セラ海苔としてはありがたく接しなければならない。

「SLSS」
言わずと知れたトヨタの特殊音響ユニット「スーパーライブサウンドシステム」の略。車輌の設計段階から、スピーカーの位置、大きさなど、音響効果を研究して開発された、各車種専用ハイグレードオーディオ。今でも多くのトヨタ車に採用されるシステムで、セラに搭載されるSLSSは従来の4スピーカーモードを遥かに超える10スピーカー&多様な音場コントロールを持つ。とはいえ設計が古いため、現在ではノーマルオーディオシステムでも十分に抜き去ることが可能。SLSS車とノーマルオーディオのベース車、そしてそのそれぞれにAT・MTと4種類の形式があるのがセラの特徴。SLSS搭載車はベースグレードよりも重く、またオーディオの拡張性も少ないため本格的にオーディオチューンするためにはベースグレードをお薦めする。

「スモーク」
巨大なガラス面積を誇るセラにとっては日射量を減少させるために重宝される。しかし特殊な曲面を持つリアハッチは貼り付けが難しく、ショップでも特別料金を請求されたり煙たがられることもあるよう。尚ドア天井部分へのスモーク貼り付けは車検の観点からいうとグレーゾーン。厳密には通らないらしいので、貼るとしてもUVカットフィルム程度にしておべき。

「生命維持装置」
灼熱の車内を夏に迎えるセラにとって無くてはならないエアコンの別称。赤ちゃんに限らず夏のエアコンレスセラは正しく生命を奪いかねない(笑)

「前期型」
生産されたセラのほとんどを占める。生産期間は90年3月から92年6月とセラの歴史上でもそう長くないのだが、後期の出荷台数が極少数だったこともあり逆に前期型でないことは貴重と思われることが多い。前期オーナーはウレタンのスポイラー、日光通しまくりのガラス、R12フロンと後に改善された部分を羨ましがってしまうことが多く、年式も古いので総じて程度が良くない傾向にある。また前期といえば2年式というイメージも密かにある。実際ほとんどが2年式である(笑)

「センターコンソール」
サイドブレーキレバーやシフトレバーが位置する部分の内装。中古でセラを買った場合、外してみると100円500円を発見することができる・・・かどうかは定かではない。

「セントラル自動車」
現在では考えられないセラというチャレンジ精神溢れる車を世に送り出したのがここ。トヨタ自動車でも生産には様々な子会社があり、関東自工やセントラルと言えばその代表例。少量生産車の組み立てに特化?された、トヨタ系車体工場。セラ海苔たるもの、生涯ココで生産された車輌しか買ってはならないと叫ぶ人もいる。現在でもMR−Sなどのマニアゴコロをくすぐる車を作りつづけている。

「ダウンサス」
正しい呼び方としては「ダウンスプリング」。サスペンションの構成物であるショックアブソーバーとスプリングの内、スプリングの全長を抑えて車高を下げる効果がある。反面沈み込み量を抑えるために硬くなる傾向がある。サスキットと違ってショックとバネを分解する必要があるため、工賃は3万〜と高い。従来のサスペンションバランスを損なうことにもなるため、バネだけの交換は走行面では余り歓迎されない。見た目重視派のチューニングであろうか。

「中期型」
91年6月〜92年6月までの生産分を中期型と呼ぶことができる。燃料蒸発ガス抑止装置を一部変更、ガルウィングドアフィックスガラスに熱線反射コーティングガラスを採用。シートファブリック表皮を一部変更、キー抜き忘れウォーニング採用、フューエルタンクキャップが金属から樹脂製にする等ニーズに応えた仕様変更が盛られている。前期型との見分け方はやはりシート。中央部分が柄になっているのですぐにわかるはずである。正式なマイナーチェンジには含まれないが、一応中期という呼称がセラ乗りの間には存在する。

「テールランプユニット」
停止灯・尾灯・指示灯・後退灯が一体となった尾灯機一式のこと。最近の呼び名ではリアコンビランプなどと表現したりもする。平たくのぺっとしたイメージであり、ストップランプはテールランプを増光する仕組みになっている。

「ドアエンドライン」
ドアと後部サイドパネルとの曲線のこと。セラ以外ではFD、最近ではZを除きドアエンドラインが「斜め曲線」で描かれている車種はほとんど存在しない。そういう意味でもセラは貴重な車である。

「ドアノブ」
掴んで、引く。当時の車種としては超斬新的で正式名称はグリップ式アウトサイドハンドル。現在でもアルテッツァなどがこの方式を使っている。セラの場合年数と共に固くなったり、ノブ裏の緩衝材(平行四辺形ゴム)が切れてしまうなどのトラブルがある。変わって室内のドアノブも現在でも使われるデザインであり古さを感じさせないものとなっている。外ノブは当然ガルウイングを持ち上げるために設計された方法であり、これもセラの「10年早かった」部分である。

「トップサンシェード」
アコーディオン式に開閉する幻のDOP(ディーラーオプション)。ドア天井から降り注ぐ日射を遮るサンシェードをもうちっとオシャレにしたものと思われるが、管理人も現物を見たことがない。

「ドリンクホルダー」
セラはユーティリティは二の次のファンカーだが、実際に使用するとなるとどうしても必要なのがドリンクホルダー。運転席側のダクトがクセモノで、市販のホルダーを装着しようと思うと着かない場合が多い。ヴィッツ・bB対応品が装着でき、タイラップを使用しての装着もできるが、エアコンダクトをふさいでしまうと・・・・・困るのだよなぁ(笑)他にもブラ下げ式ポケットなどを貼り付けてペットボトルだけ買うのもアリかもしれない。

「とんがりコーン」
内装部品をボディに固定している小さな三角錐の部品。色んな内装を外すうちに曲がってしまったりどこかへ紛失してしまったりするのでDIYの際は気をつけましょう。基本的に力をこめて引っ張れば外れ、つけるときも同じ。なくしてもディーラー等で安く買える。場所によって色が違うようだ。

「内気センサー」
オートエアコンを誇るセラだけに内気温度も必ずチェックされている。場所はワイパースイッチの奥にあるスリットの中。この場所、セラの室内でも有数の平坦な部分だけに何かを貼り付けてしまいがちだから要注意なのだが、オートエアコンも賢いとは言いがたいので別に塞いでしまっても構わない気が・・・・

「NAGI」
セラ専用タイヤのこと。新車納車時にセラにライン装着される、ダンロップ製OEMタイヤ。史上初の左右非対称形状で、もちろん回転方向も決まっていた。そのため中古で購入する際にはほとんど別品に交換されておりとてもレア。NAGIという名が凪(風がやんだ状態)と関係あるのかは謎。

「7年式」
平成7年式セラのこと。生産された最後の年であり、現存のセラの中でもっとも高年式車になる。この頃のセラは月販2桁の状態であり、購入者の中には保存することを目的としている人も。7年式と言えば自ずと程度もよく走行も少ないと判断できる傾向にあるため、中古車市場での値段は80万・・・中には100万を超えるものも。それ以前にタマ数が少ないため滅多にお目にかかることはできない。塗装や内装のヤレ具合など驚異の程度を保っている車が存在するのは確かである。

「日照センサー」
オートエアコンのセンサーの一つ。日光の量を測定。ダッシュボードの一番奥、一番左に丸いセンサーがついている。もちろん日差しが降り注いでいればエアコンは当然「強」なので余り意味のないものかも・・・

「2年式」
平成2年式セラのこと。前期型の中でも最も最初に生産されたタイプであり、最もタマ数が多く(5割近い)、かつ最もヘタっているセラと言える。距離も7万8万kmを超えているものがほとんど。中古車市場に流れるセラのほとんどは2年式で、いかに販売不振に陥って行ったかがよくわかる。2年式をこれから買う人は、購入費<修理代だと思って買ったほうがよいと思われる。

「燃料残量計」
コンビネーションメーターパネルの左に位置するメーターで、ガソリン残量を示す。全量40Lのタンクに対し、6〜7L減った辺りで針が動き始め、最初の1目盛りで残量22

「灰皿」
やたら艶かしい動きで開閉するセラの灰皿。ダイハツ渾身の軽オープン「コペン」に同じ灰皿が搭載されたことは2台のオーナーでなければ知ることはできないかもしれない。灰皿自体は可もなく不可もない。これを外さないことにはフロアコンソールは外せないDIYの第一歩。

「パーティーションボード」
リアシートとトランクを仕切る板。通称リア仕切板。長尺モノを収納するときに外せる仕組みになっている。

「走る温室」
密閉空間に大量の日光とあってセラは12月でも冷房を使う場合がある。例え冬にエアコンの健全なセラでも、気を抜くと汗をかいてしまう程の熱吸収量からつけられた喜べないあだ名。(同義語:ビニールハウス)

「走るサウナ」
同上。但しダイエットに向いているかというと向いてないと思う(w

「ビオラフォルムシート」
セラの前席シートの技術的名称。楽器のビオラに似た曲線を持つシート形状のためこう呼ばれる。ホールド感は一般の乗用車の域を出るか出ないかという程度で、スポーティとまでは言えないそれなりのものというセラのコンセプトを体現する。形状がとても美しくスポーティなのでセラのイメージにはよくマッチしている。

「フロアサイレンサ」
室内フロアの鉄板の上に敷かれている、グレーまたはベージュのカーペットのこと。或いはそのカーペット裏に貼り付けてある廃材利用のクッションのこと。防音・防振性を高めるために存在する。カーペット本体は裏面が水を通さない仕組みになっているため、この廃材クッションが雨漏り等で水を吸うとなかなか乾燥しない。

「フロアマット」
上のフロアサイレンサの上に敷かれるカーペット。運転席、助手席、後部座席2枚の計4点がポピュラーである。セラにはDOPで専用のカーペットがありシックなグレーベースにカラフルな配色はまさに90年代初頭という雰囲気。

「フロントパイプ」
エンジン→エキマニ→フロントパイプ→触媒→テールエンドと繋がる排気の流れのうちでエンジンルームから車体下方に出る部分を担当する配管。ここが太いとトルク抜けを起こし、低中回転域での加速感が失われる。

「ヘッドライトユニット」
当時先進的だったプロジェクターロービームを採用したレンズユニット。今見ても十分通用するデザインであり、ダイヤカットのレンズを持つ同年代の車と比較してもセラの先進性がよくわかる。ロービームがH3C、ハイビームがH1、ポジションランプは12V5Wで構成される。年式と共に曇ったり中に水滴が発生することも。片側約2万8000円也。

「ボンネット」
目玉焼きが焼けるとはセラの熱さを形容した言葉。丸くスラントしたそのカタチがセラを一層かわいらしくしている。フロントのトヨタエンブレムはボンネットと一体ではなく、別部品がボンネットに空いたポッチ穴に両面テープでくっついているだけである。

「マフラー」
純正マフラーはエンジン音の方が気になる程度で、静か気味のよいマフラー。社外マフラーとしては数点存在するがメインとなるのはオガリスとレガリスと呼ばれるもの。レガリスはジェントルな音質で、オガリスは結構爆音。2年式の純正マフラーなどはサビついていて外れないなんてこともある。

「メータープルプル」
スピードメーターの針がプルプルと震えてしまう現象。メーターユニットを取り外した際に、スピードメーターケーブルの取り付けが悪いとこうなる。大抵はバック照明が切れ、交換するときやエアコン修理のためダッシュボード脱着の際になってしまうことで、40km/h前後まで針が奇妙に震えた状態になる。速度自体は判別できる症状が多い模様。

「ユーノス・プレッソ」
セラオーナーが車を購入する際に、天秤にかけて考える車がコレ、ほとんどこれ。似たような形状に似たような排気量、似たようなボディサイズに似たようなキャラがそうさせると思われる。実はプレッソの方が数段重い。最終的にセラを選んだ人はやはりその特殊性、とりわけガルウイングに惚れたのだと思われる。

「4E」
トヨタE型エンジンの4号機。Fのヘッドを持ち低中速トルク重視の実用エンジンで1300cc。ラインナップはNAの4E−FEとターボの4E−FTEがあり、主力搭載車種はEP82、EP91。セララーの間で4Eというとまず4E−FTEのことを指し、エンジン載せ替えの話題によく出てくる。エンジンヘッド自体は5Eと同じで、エンジンブロック(腰下)だけが異なるため載せ替えは比較的容易。当然ターボであれば配管の取りまわしは異なる。街乗り重視の実用ターボであるが、車重の軽さを生かせばブーストアップでカットビマシーン、タービン交換なら2リッターターボクラスの加速を実現する。セラに4Eターボがあったら・・・というのは数万回聞かれる話。ガラスの多いセラの車体がそのパワーに耐えられるのかどうかの話は、また別である。

「4Eスワップ」
5Eのセラに4Eを載せ替えること、或いは4Eを載せたセラを指すか、もしくは4E仕様という意味で使われる。ただ単に5Eを4Eに交換しましたという意味合い。勿論4Eターボを指すことが多い。

「4A−G」
トヨタの誇るテンロク(1600cc)高回転NAエンジン。主力搭載車種はカローラGT(笑)1500ccで110PSの5Eの傍らで1600cc170ps超とはなんともやるせないものがあるが、高回転まで回してその馬力が出るセッティングなのだから仕方がない。それでも低中速トルクは1600ccエンジンとして申し分ないのであり、セラへの載せ替え希望が後を絶たないが全く形式が別のエンジンなため費用は高額。日本には1台だけ4A−Gセラが存在するというウワサ。

「4点式」
4点式シートベルトの略称。通常のシートベルトが3点で固定されている(腰左・腰右・肩)のに対し、4点(腰左・腰右・左肩・右肩)で固定する。通常4点式と言えば4×4(体も4点で、ボディに固定する点も4つ)だが、中には左肩と右肩を一つにまとめてボディには3点で固定する4×3という形式もある。セラは純正シートでも4点式シートベルトの装着が可能。公道では使用しないように^^;

「4輪ディスク」
ABSをオプション装着したセラに奢られる仕様で、前後輪すべてがディスクブレーキのこと。セラは前輪がディスク、後輪はドラム式が通常。4輪ディスクは垂涎の的でもある。主な理由は走りの観点からではなく、インチアップした際にドラムブレーキではホイールの向こう側がスカスカに見えてみっともないという意見が大勢を占める。尚ABS非装着車でも意地で移植は可能。ブレーキ能力に大差は無いが放熱性能がよいためサーキット走行等に向く。

「リアスポ」
リアハッチの後端にチョコンと乗っているセラのリアスポイラー。前期中期はウレタン製の黒いスポイラーで、後期はボディと同色の大型スポイラーがオゴられている。普通リアスポの話というと社外のスポイラーが装着できないかというネタが多いが、ボディ形状から取り付けはかなり難しい。中には走行中に外れて落ちてしまったり、ハッチが開かなくなるのを覚悟で装着することも。G5製リアスポが現時点ではハッチを殺さずに装着できる唯一の社外スポイラーという扱いになる。

「リアトレイ」
トランクの蓋でもあり、スピーカーが載っている場所でもあるあの板を指す。部品名はパッケージトレイトリムASSYで8000円程。SLSSの場合は重量から支えるためのステーが付属している。大抵のセラでは日射によって表皮のビニールがはがれてきてしまっているようだ。

「リアガーニッシュ」
テールレンズユニットの間に位置するSERAと書かれたあの部品。トランクのキー差込口がある。このSERAロゴを光らせるDIYはもはや有名すぎるくらい有名。

「レガリス」
マフラーメーカーの老舗、フジツボが作った数少ないセラ用社外マフラー。下品すぎず、音もそれなり。単価が高いのが難点だが騒音を気にする人の社外マフラーはこれということになる。2002年になって仕様変更した模様。

「6MT」
前進6段+後進1段式マニュアルトランスミッション。ろくそくえむてぃーと発音。または6速。横置きFF車であるセラには5速MTが装備されるが、改造によりトルクバンドが狭くなった人や、5Eの太い中回転域だけでピークトルクを守った走りをしたい人、燃費を向上させたい人が食指を伸ばす。当然MTの操作そのものが楽しいという人も興味あるチューニングである。交換工賃は30万程と高いが魅力的な改造の一つ。基本的には同じ横置きFFであるAE111の6速ミッションを移植(単純に載せ替えではない)する。セラの5MTと違うところはギアが一つ増えただけではなく、後発製品ゆえにシンクロ性能が飛躍的に向上しており、よりスムースなMT操作を楽しめるという大きな利点もある。

「ロータリーバイザー」
恐らくセラにしか存在しないサンバイザー。天井の背骨部分に収納されていて、使用時には90°回転させる。専ら平時にはカードを挟んだりチケットを挟んだりといった用途に使われている模様。